こどもまんなかアクションリレーシンポジウムinおおいた(テキスト情報)

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こどもまんなかアクションリレーシンポジウムinおおいたが開催!

今を生き、未来を担うこどもたちに対して、私たち大人ができることはなんだろう。
令和6年2月26日(月曜日)コンパルホールにて開かれたシンポジウムでは、こども家庭庁が目指す「こどもまんなか社会」の実現において考えるべき課題のひとつ、「パパの子育て」についての講演が行われました。

こどもまんなか社会の実現に向けて。パパの子育てを考える

シンポジウムは、佐藤樹一郎大分県知事による開会の挨拶から始まり、親子連れなどさまざまな世代の来場者が耳を傾けるなか、加藤こども政策担当大臣よりビデオメッセージが届けられました。
基調講演は、こども家庭庁の山口正行氏が、こども家庭庁創設の背景やこども基本法制定の意義、こどもや子育て世帯のための切れ目のない支援を目指す「こども未来戦略」などについて説明されました。
シンポジウム後半は、スペシャルゲストとしてタレントのつるの剛士さんが登場し、自らの子育て体験談を交えつつ、山口氏とパパ目線のトークセッションを繰り広げました。
また、会場には託児ルームも用意され、利用する人も多く見られました。

加藤鮎子大臣のビデオメッセージ要旨

皆で「こどもまんなか社会」に!

昨年12月に閣議決定された「こども大綱」では、すべてのこども・若者が幸せな状態で生活を送ることができる「こどもまんなか社会」の実現を目指しています。こども・子育てにやさしい社会づくりのためには、すべての人がこどもや子育て中の方々を応援するといった意識改革を進める必要があります。そこで政府では、企業・個人・地方自治体などに「こどもまんなか応援サポーター」となっていただき、「今日からできること」を実践していただく「こどもまんなか応援プロジェクト」を進めています。ぜひ一緒に「こどもまんなか社会」をつくっていきましょう!

こども家庭庁による基調講演

こどもや子育て 当事者の視点から多様な支援を届けます

こども家庭庁が掲げるスローガン「こどもまんなか」には、こどもの声をしっかりと聴き、その声をまんなかに置き、政策を進めるという思いが込められています。そのためには自治体や民間団体との連携が不可欠です。また、こども家庭庁の発足と同時に施行された「こども基本法」を踏まえる必要があります。
この法律には「すべてのこどもは個人として尊重され、基本的な人権が守られ、差別されないこと」など6つの基本的理念が掲げられています。
また、こども・子育て政策を抜本的に強化する「こども未来戦略」では、児童手当の拡充や出産育児一時金の引き上げ、「こども誰でも通園制度」の創設や、男性の育休取得促進による共働き・共育ての推進などについて、今後3年間で集中的に取り組むことにしており、こうした取り組みを通じ、「こどもまんなか社会」を目指していきます。(こども家庭庁成育局・山口正行氏)

スペシャルゲストとこども家庭庁・山口正行氏によるトークセッション

パパの子育てを考える。スペシャルゲストつるの剛士さん

つるの 僕には20歳の長男と18歳の長女、高校2年生の次女、中学2年生の3女、7歳の次男がいますが、育休を取得したのは2010年の1月。3女が2009年に生まれたのでその時期になります。当時は仕事が忙しく、家に帰るのは仮眠をとるときだけ。すると家庭の雰囲気が険悪になり、このままじゃまずい!と。自分の父親の教訓だった「家庭を基盤にしないと仕事は上手くいかない」という言葉を思い出し、ベストファーザー賞をいただいたステージ上で育児休業を宣言しました。

山口 私も15年前に育休を取得していますが、当時の取得率は1%くらい。ですから、つるのさんの時代も1%ほどだったと思われます。でも芸能界ではきっと前例がなかったでしょうね。

つるの 今でこそ育休という言葉はたくさんの人に浸透していますが、当時は違いましたからね。でも育休が明けた後に、イクメンという言葉が出てきてその年の流行語大賞にもトップテン入りして。自分も賞を貰いましたが、当たり前のことをしただけなのに…と、モヤモヤしていました。でも今の若い子は男性も育児に関わるのが当然と考えているし、社会にも"育休は取らなくてはいけない"という風潮がある。だけど僕はそこに危機感を感じていて、本来の意味が薄れてきてないかな?と。休みを取ることが目的になり、家族の思い出づくりの一環や、ただの休暇のように捉えられている気がします。

山口 本来、育休のメリットを受けられるのは、取得した男性であると考えています。私は第2子のときに取得しましたが、1番良かったのは上の子と過ごす時間が増え、絆が深まったこと。育休本来の意味を理解し、ぜひ男性から一歩を踏み出してほしいですね。

つるの 仕事の場合は頑張り次第で評価もされるし、給料も上がる。でも家事育児って誰からも評価をされない。消化不良、達成感を得られない毎日が続くわけです。家族の食事やお弁当を作り続けても、こどもからは感謝の言葉もなく、ただ空のお弁当箱を戻される毎日。この経験をして初めて奥さんの気持ちがわかりました。僕は育休という言葉を“男の家庭訓練”に変えたほうがいいと思っています!家にママは2人いらないけど、理解者は必要。夫婦の仲が良ければなんとかなります。

山口 確かに仲の良いご両親が身近にいることで、お子さんが結婚のイメージを描きやすくなるということはあるかもしれません。長い目で見ると、そんな夫婦の姿がこども家庭庁の目指す、こどもを生み育てやすい社会につながっていくのかなと思いますね。

主催:大分県、共催:こども家庭庁

こどもまんなか社会の実現に向け、さまざまな支援を進めます。

すべてのこどもと子育てにもっと笑顔を。子育て支援の充実

伴走型相談支援や産後ケア、こども誰でも通園制度で切れ目なく寄り添った育児支援で安心して子育て。すべてのこどもの育ちを応援します。

子育て世帯の家計を応援。児童手当

児童手当の所得制限撤廃・支給期間延長・第3子以降の大幅増額、住宅支援の強化、雇用保険の適用拡大、年金保険料免除など。子育て家計を応援します。

パパ育休を当たり前に。「共育て」を応援

育休をとりやすく、時短勤務を選択しやすく。看護休暇をもっととりやすく。学級閉鎖や入学式などでも使えるようにします。

貧困に悩まず将来の夢を実現できるように。学びも生活も支援充実

児童扶養手当の拡充や、ひとり親の方への就業支援等の充実、ひとり親家庭などのこどもたちへの学習支援の拡充など、多面的に支援します。

こども・若者や、障害をもったこどもへ。地域支援体制強化

様々な「気づき」から専門的支援に早くつながる体制に。障害児や医療的ケア児の保育所等の受入体制もさらに充実。安全な居場所づくりも進めます。

大学も安心して挑戦。高等教育費の負担軽減

多子世帯や理工農系の学生等へ対象が拡大。こどもが3人以上いても家庭が負担する大学授業料等が2人以下に。進学への挑戦が広がります。

若い世代が希望どおり結婚し、希望する誰もがこどもを持ち、安心して子育てができる社会、こどもたちがいかなる環境、家庭状況にあっても、分け隔てなく大切にされ、育まれ、笑顔で暮らせる社会の実現を図っていきます。

こども未来戦略についてはこちらから。

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